被害事例(1)

【事例1】
Aさんは一本化希望で○○と言う業者に申し込んだところ、業者には「今のままでは貸せない。実績が必要」と言われ、言われるままに2件の消費者金融から新たな借入をしました。20万円を1件ずつで、計40万円です。手元に5万円を残し、その5万円で2ヶ月(初月1万円ずつ、翌月1万5千円ずつ)返済するように言われ、残りの35万円を業者に送るように言われました。この時点でおかしいと思い、解約したいと言ったところ、利息はかからないから安心して欲しい、と何度も言われ、疲れていたAさんは言われるままにしました。1ヵ月後、返済をしてから解約したいと申し出ましたが、弁護士が動いているからそれは出来ない、とにかくあと1ヶ月返済してくれれば全額貸せるから、と言われました。そして返済日が迫った今日、Aさんは嫌な予感がしたので業者に電話をしてみたところ、連絡がつかなくなっていました。

【解説】
業者というの「実績が必要」という言葉は「保証金」・「信用」「枠」といった言葉が使われることもあります。「保証金」については正規の業者でも保証会社を付ける際に必要なケースがありますが、その際も十分注意が必要です。Aさんの場合は他の消費者金融から新たな借入をしてお金を送るよう言われましたが、他にも先の「保証金」や「調査代」・「信用」などといった名目でお金を振り込ませる場合もあります。いずれにしても、融資の前に何らかの名目で先にお金を振り込ませるのが特徴で、実際には融資などは行われません。Aさんの事例では手元に残した5万円で2ヶ月返済するよう指示されましたが、これは事件の発覚を遅らせ、その間にも他の消費者からお金を集める為です。業者は何かしらの理由をつけて融資は先延ばしにし、お金を集めるだけ集めたら融資など行わずに消えてしまいます。当然、業者に送ったお金は戻ってきませんし、Aさんの場合は新たに借入した2件の消費者金融に利息まで払わなければいけません。もしこういった被害に遭った場合、業者と連絡のとれるうちに警察に相談する事が大切です。業者が貸金業登録業者である場合は登録番号をメモし、電話の録音や振込伝票など取引の証拠となるようなものを残しておくと警察に相談した際、役に立ちます。業者と連絡がとれなくなってからでは遅いので、少しでも不審に感じたら警察に相談するようにしましょう。


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