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松浦 俊輔

青土社

グループ:Book

ランキング:3283

価格:¥ 2,310

ポイント:23 pt

発売日:2003-06-15

在庫あり。

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レビュー(From Publishers Weekly)

???マイクロソフトで採用面接を受けたことがある人は、本書のタイトルのような質問におぼえがあるはずだ。このほかにも、「なぜマンホールのふたは丸いのか?」「どうやってM&Mチョコレートを作るか?」「アイスホッケーリンクの総重量は?」「世界中のピアノ調律師の数は?」といった質問に頭を悩ませたことがあるかも知れない。こういった特定の専門分野に限らない一般的な問題解決能力を測る試験は、マイクロソフトや他の技術系企業、ウォール街の採用面接においてお決まりのものとなっている。

???本書は複数の目的から書かれている――企業の採用活動に関する研究書であると同時に、IQ試験の意味についての本でもあり、面接の歴史についての本、パズル本でもある。科学ライターである著者のパウンドストーン(『Carl Sagan: A life in the Cosmos』の著者)はこうした面接の背景を明らかにしている。率直な文章によって、面接における論理性を見るための質問のルーツ(おそらく、1957年のショックレー半導体研究所において初めて現代的な形で現れた)を示したり、採用試験におけるIQ試験の歴史や心理学的研究、マイクロソフトで採用試験を行った人・受けた人へのインタビューを通じて、「あなたの強みと弱みは何ですか?」というありふれた質問をする代わりに、論理クイズをしたほうがよい状況を解説している。

???本書の半分はこれらの質問に関する「答え」に費やされており、頭をひねる各問への解説が与えられている。特定の読者を想定した本ではないが、興味深い話題をとりあげた楽しく読める本である。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc.

カスタマーレビュー

パズルは楽しめるが、マイクロソフトは逝ってヨシ  (2009-05-31)
 マイクロソフトで入社の面接のために過去に用いられたパズルを解説する本。純粋にパウンドストーンによる解説を楽しめる人にはお勧め。

 前半では、入社試験でパズルを出すことになった歴史的経緯や、マイクロソフト採用担当側の意見などを解説している。誤った不採用は許されるが、誤った採用は許されないのだ。つまり、優れた人を逃すことは仕方がないが、そうでない人を採用することは会社に不利益をもたらすということだ。

 また、前半部分では、従来型の面接では、採用するかどうかは最初の2秒での印象と面接をした場合とで大きな違いは無いという問題が提起されている。人は見た目が9割って本があった気がするが、それに近いことも記載されていて、興味深い。

 ただ、マイクロソフトの面接過程の裏側を多少垣間見ることになるので、人によっては、嫌悪感が加速する可能性もあるので注意されたし。^_^;


前半の面接の歴史は回りくどくて読みにくかったので、後半の解答編を中心に読んだ  (2009-05-06)
マイクロソフト社の面接試験において、こんな視点で相手を見ていますということが紹介されていて、読み物として楽しめた。前半の面接の歴史は回りくどくて読みにくかったので、後半の解答編を中心に読んだ。1つ1つ真面目に考えていくと読むのに時間がかかるのだが、結構楽しめた。個人的には、四人がくずれそうな橋を渡る問題(280ページ)と五人の海賊が金貨を分ける問題(297ページ)が楽しめた。


IQの限界から、創造的思考を試すための試みへ。  (2009-01-02)
「どうしてマンホールは丸いのでしょう?」
「どうやって富士山を動かしますか?」
「計測器を使わずに、どうやってジャンボジェットの重さを測りますか?」
「どうしてホテルの熱湯の蛇口をひねると、すぐに蛇口から熱湯が出てくるのですか?」

就職面接の候補者の中から、
「問題解決」「仮設思考」「論理思考」ができる人物をあぶりだすために、
”答えのない問題”や”答えることの出来ない問題”を問う事の背景について取りあげている本。
特にマイクロソフト社の面接試験の内容について詳しい。

俗にいう論理パズル問題というのは面接試験の手法として、
日本でもそれなりに根付いてきていると思う。
論理パズル対策問題集などは書店に行けば見つかる。
この本でも論理パズル例題が収録されていて、解答も掲載されている。
また、この類の問題を出題された場合の戦略についても。

俗に知能テストと呼ばれるIQを図るテストが開発されたが、
IQには限界があり、論理パズルという形で「未知の問題にどう対処するか?」
という能力を見ることの必要性についてレビューしている、
適性試験の歴史的変遷についての話が面白い。

その中でもマイクロソフトは論理パズル・答えのない問題を、
面接者に浴びせるようになった企業の典型例として語られている。
”Gates Clone"を探し当てるための、マイクロソフトの人事部面接を、
レポートしているところは面白いが、
何かその中に冷酷さがあるのは否めない。

頭がいいってどういうことなのだろう?
を考えさせられる本。


学生には別の本のほうがいいかも  (2008-10-09)
余談が多いので、クイズ面接やケース面接の対策には、「外資系企業がほしがる脳ミソ―採用試験の定番! 問題解決力を試す60問」のほうが良いと思います。

こっちは、なぜこういう手法が登場したのかに多くのページを使ってるので、きっと人事の人とかが読む本なんだと思いました。


おもしろかった  (2008-05-23)
いわゆるフェルミ推定の指南本でした。
複雑系主義者の僕としてはイマイチ納得できない説明も多々ありましたが、脳が凝り固まってきてると感じた時に読むといいでしょう。